収納カウンセラー 飯田久恵です。
今回は片づけが離婚の危機を救った、と言う深いいお話しです。
収納相談のお客様に駅で初めてお会いしたとき、「家に入る前にお話があります・・・」ということで近くのカフェに。
その方、「離婚するつもりなので、それを踏まえて提案して欲しい」とのことでした。
いやはや・・・。
しかし、下着の整理を進めていくうちに、自分がいかに、夫に目を向けていなかったのか、と気付かされたと。
体型が変わったので買い直して欲しい、と頼まれていたにもかかわらず、小さいサイズのまま・・・。
万事がこうだったから、お互いの気持ちが離れていくのは当然だったかもしれない・・・と反省されたそうです。
終了5年後にお会いした時、「あのとき、片づけを通して、お互い理解し合うことができたので、離婚しなくて済みました」と、お話して下さいました。
それをお聞きして、私は、「仕事冥利に尽きる」とまで感じたものです。
まさに、モノの見直しは、心の見直し。収納・片づけが目指すことの一つが現実となった、忘れられないケースでした。