今年も、世界各国で世界片づけの日のイベントが開催されました。

JCOでは、ワールドオーガナイジングデー当日の5月20日に、東京都北区の北とぴあにてWODイベントをリアル開催。
第1部は3社に伺う「整理収納の今と見据える未来」、第2部は「整理収納の次の常識をしる!」と題し、企業3社、トッププロお2人にご登壇いただきました。

第1部のトップバッターは、
平安伸銅工業株式会社代表 竹内香予子様

日本の『突っ張り棒』の歴史を塗り替え、機能性だけでなく、インテリアとしても愛される数々の大ヒット収納アイテムを世に送り出してきた平安伸銅工業株式会社様。
イベントに参加した整理収納のプロにとっても、今後の提案や活動において、とても意味のある内容でした。
特に、「暮らすがえ」という考え方や、ライフステージの変化に合わせて生活者自身の手で空間を組み替えるという思想は、日々、お客様の暮らしに寄り添う私たち片づけ整理収納のプロにとって、大きな学びと深い共感の連続だったと思います。
今回、会場でご紹介いただいた新製品も、まさしく画期的な突っ張り棒で、より使いやすく、安心なアイテムでした。これからも目が離せません。

続いてご登壇いただいたのは、
アクティア株式会社
マーケティング統括部 マーケティング企画チーム 広報PR担当 渡里ひとみ様
マーケティング企画部 家事代行チーム 片付け担当 田中かおる様

イオングループの一員として、確かな品質の家事代行や整理収納サービスを展開されている「カジタク」。日々の現場で培われた圧倒的なノウハウや、多くのお客様に選ばれ続けるその秘訣とは何なのか。
現在活動中の整理収納のプロにとっても、これからプロになりたいと参加した方にとっても、今後の働き方やサービス品質を向上させるうえで、非常に意味のある内容でした。

特に、お客様とのスムーズなコミュニケーション、現場に行くプロたちが安心して働ける環境を維持するための事務局の存在は「羨ましい!」と感じました。また、プロとしていかに高い価値を提供していくかという視点は、これからの家事支援業界を生き抜く私たちにとって大きな追い風になる気がしました。

第1部の最後にご登壇いただいたのは、
メモリーズ株式会社代表 横尾将臣様

日本における遺品整理・生前整理のパイオニアとして、業界を牽引し続けているメモリーズ様。数々の過酷な現場を経験されてきたからこそ分かる、モノだけでなく『心に寄り添う整理』の本質とは何なのか。
特に、孤独死のリアルな現状について、表などの貴重なデータを用いながら分かりやすくお話しいただいたこと、そして「遺品整理と整理収納は、できることが違うからこそタッグを組むことで様々な可能性が広がる」というご提案には、参加者も深く感銘を受けたと思います。お互いの強みを活かしてつながり、これからの社会に必要なサポートを提供していくための強力なエネルギーをいただきました。

第2部は、片づけ整理収納業界トッププロのお2人からお話いただきました。

まずは、株式会社しまうま計画代表 内藤理恵子氏

内藤さんは、これまでに多くの方の「片づけられない」というお悩みを劇的に解決している、まさに暮らしと空間の救世主。
今回のイベントでは、専業主婦から法人化へ至るリアルな歩みや集客の現実はもちろん、アシスタントの雇用や労働基準法の遵守といった「雇用と業務委託の違い」のお話は、これからの業界において「働き方改革」がいかに重要かを痛感させられる、大変深い学びでした。

また、ただ片づけるだけでなく、お客様の人生に寄り添うという理念や、未来への追い風のお話は、現場第一主義のトッププロだからこそ知る、現在の整理収納の今、ビジネスとしての整理収納の道を、包み隠さずお話しいだきました。

そして 日本ライフオーガナイザー協会理事・インテリアコーディネーター 石井純子氏

ただ部屋を綺麗にするだけでなく、住む人の価値観やライフスタイルに寄り添い、「思考の整理」からはじめる心地よい空間づくりを提案されています。インテリアの美しさと、暮らしやすさを両立させるプロフェッショナル。

今回のプレゼンにてご紹介いただいたデータは大変興味深く、「この部分を深く掘り下げて考えると、整理収納のプロが入り込む余地がまだまだあるのではないか」と、新たな可能性を感じ、大変刺激を受けました。参加者にとっても、今後の活動やビジネスのヒントとなる非常に貴重なお話になったのではないでしょうか。

今回、お忙しい中ご登壇いただいた皆様に、心より感謝いたします。また、イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
ぜひ、皆さまの感想をお聞かせください。

記:日本片づけ整理収納協議会事務局長 あさがみちこ