ワールドオーガナイジングデーに全国の片づけ収納のトップリーダーたちが東京に集結しました

JCO代表理事の一人、日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。

5月20日は片づけのプロの協会の国際連盟により昨年制定された記念日「ワールドオーガナイジングデー(世界片づけの日)」ということで、一般社団法人日本片づけ整理収納協議会(略称JCO=ジェイコ)主催のイベントとして昨年に続き、今年も開催いたしました。昨年はYou Tubeでの配信という形式での実施でしたが、今年はリアルに参加できる会場開催にて!

片づけ整理収納、オーガナイズのプロは日本だけではなく、実は世界中に大勢いて、むしろ日本よりも認知度の高い仕事です。昨年よりスタートしたワールドオーガナイジングデーの取り組みは、世界12カ国13団体によって行われており、このような動画も制作されています。

資格や団体の垣根を越えて、片づけ業界のトッププロたちが集まるイベントが実施できるのは、業界団体として設立されたJCOだからこそ。

事務局長のあさがさんの進行のもと、開会のあいさつは実行委員長の私から。整理収納アドバイザー1級・ライフオーガナイザー1級資格取得者を対象とした実態調査(資格取得後、実際に仕事にしている人の割合や収入などに関するアンケート調査)の結果のシェアも一緒に。(→ 20230520WOD_JCOアンケート調査結果

スペシャルゲストのゴミ屋敷片づけ芸人「お片づけシバタくん」こと六六三六(ろくろくさんじゅうろく)の柴田賢祐さんのセミナーからスタート。

登場は防護服姿、これが必須の現場も少なくないとのことです。「片づけのプロなら知っておくべき!「ごみ屋敷は7タイプに分類できる!?ごみ屋敷とその社会のあり方」」というテーマでお話いただきました。

セミナー後は現場経験豊富な片づけのトップリーダーたちのトークセッション、左からJCO正会員の戸井由貴子さん、内藤理恵子さん、白坂裕子さん、そしてゲストの柴田賢祐さん。

ゴミ屋敷の場合、片づけというよりは特殊清掃作業や物の撤去処分が中心となりますが、クライアントへの寄り添い方や、セルフネグレクトの問題など、私たちの仕事にも課題としては共通部分があり、各自の経験に基づく具体的な事例は、片づけのプロの参加者にも非常に役立つ内容だったと思います。

第二部はこのイベントだからこそできる「片づけ整理収納のプロのお金の事情〜サービス価格ってどう決めてる?ここだけの話ぶっちゃけトークセッション」。この企画は代表理事の一人でもあるコジマジックこと小島弘章さん (日本収納検定協会代表理事)のアイデアから実現したもの。

左からJCO正会員の服部ひとみさん、江川佳代さん、代表理事の小島弘章さん、田中明子さん、中山真由美さん。オンライン配信や録画視聴なしのイベントということで、言葉どおり「ここだけの話」が満載!参加された方はこの話だけでも参加費のモトをがっつりとれたと思います。

イベント後は久しぶり!の懇親会も。JCOの「J」を形どっての集合写真です。

 

片づけ整理収納のプロとしてのアプローチや考え方や手法は違えど、片づけ整理収納関連の仕事の認知度向上・需要の拡大・社会的価値の向上を目指し活動しているという部分では一致する人たちの集まりです。この活動により、片づけ整理収納に悩める人たちに私たちの存在を届けたいと思いますし、一人でも生きやすくなる人を増やしたいと考えます。

JCOは前述のとおり、資格や団体の垣根を越えて、片づけ業界のトッププロたちが集まる業界団体です。(ご興味がある、という方でも準会員として参加可)いつでも入会可能ですので、ご興味がある方はこちらからご参加ください。お待ちしています。