憧れの人と同じ現場で働く夢が叶う
失敗を乗り越えてのこれですね!
はい。そうですね。収納検定1級の後に、収育技巧士というい資格があるんですけど、現場を重視した資格で。「収育を伝える収育指導士」と「片づけのプロを作る収育技巧士」という資格があるんですけど、収育技巧士の話があった頃から、現場で絶対小島さんと働きたいという想いがありまして。
収検も1級まで取りたいなんて全然思っていなかったんですけど、1級を取らないと収育技巧士を取れないので(笑)
仕方なく(笑)
本当にあさがさんの言うとおり1級も1回・・・2回・・・落ちたかな(笑)
で、技巧士は本当に恥ずかしいくらい何回も落ちて、普通の人だったらめげちゃったんじゃないかなっていうぐらい・・・私もめげましたよ
山本洋子会議を開かないといけないんじゃないかぐらい(笑)それでも頑張るという本当に根性の子なんですよね。
私必死に頑張っていたんですけど、なかなか受からなくて、でもやっと受かって「やっと受かったー!」って。受かったからといってすぐ仕事があったわけではないんですけど、この写真は某タレントさんの引っ越しの時の片づけでした。
小島さんと収納クリエイターの大野里美さんと3人で入らせていただいた現場なですけど、もうめっちゃ楽しくて(笑)
だって夢のまた夢でもう同じ現場で働けるなんて、もうびっくりですよ!!!(笑)
(笑)誰よりも収納王子コジマジック愛が強いのが山本さんなんです。
そうなんや(笑)
もちろん働いてるときは「きゃー!」なんて言ってないんですけど
それは分かってる(笑)
小島さんが「これやって」って言ったら(高いうきうきした声で)「はーい♡」「なんでもやります!」みたいな感じで(笑)
これが最初の現場だったと思うんですけど、とにかく、一緒に仕事できるという夢のまた夢が叶ったということで、ここから現在も技工士としてどんどん現場に入らせていただいています。あとは収納スタイリングなども、大野さんと一緒に間取り図などを描いたり。現場調査に行ったりと、楽しいし日々学びもありまして、夢って叶うんだなって思いました。
おーっ
小島さんと一緒に実際現場入ってどうですか?こんなはずじゃなかったのにってない?
やっぱりこう見方が違うなぁというか、センスが!頭でいろんなことを考えてるんだなと思います。もちろん現場だけでなく、その前の打ち合わせなどもあるんですが、その打ち合わせに参加させてもらったときに、念入りに詰めている話を聴いていると、あ~すごいなぁ・・・と私は感じている。
憧れの人というのもあるんですけど、本当に尊敬する方です。私にとっては。
小島さんはやっぱりエンターテインメントの世界をもともと目指されていただけあって、お客様に満足していただこうという想いプラス、そこにエンターテインメント性をすごく付加しようとしての戦略というか、漫才のネタを考えることもしてきたからこそ、現場の感動が生まれているような気がしますよね。
やっぱりお客様に喜んでいただくというのが1番ですよね。お客様のために考えてもらうのを喜んでいただくことが何よりなので、尊敬するというか、目指すものだと思っています。
こうやって話を聴いていると、山本さんの半生なのか、収納王子コジマジックへの愛を語る時間だったのか・・・
そんなに語ってますか~(笑)
(笑)目指すところは小島さんのような片づけのプロとして活躍するというところだと思うのですが、最後にお尋ねします。片づけのプロ名鑑を見ると、山本さんはプロの中でも若手にカテゴライズされる。これからどんな片づけのプロを目指していきたいですか?
1つに限るんですけど、お客様が居心地よく住めるような部屋づくりを目指す。それが私の目指しているところです。
お客様の喜んだ顔を見るのが何よりも幸せなんですね。どんな仕事でも人が喜ぶことは嬉しいと思いますが、さらに部屋の居心地がよくなって笑顔になってくれるというのが1番だと感じているので、そこを目指して私はできる限り、おばあちゃんになっても現場行きたいと思っています。そして片づけや掃除で、お客様に喜んでいただき、心を掴めるような片づけのプロになっていきたいと思います
実直。そんな言葉が山本さんにはよく似合う。器用ではないし、心配性。
効率を求めがちな私は、同じような内容で何度も繰り返すやり取りに対し、「この時間の意味は?」と感じてしまったことも多々ある。
でも彼女の仕事はとても丁寧で優しい。心配性であるがゆえに、人が見過ごしてしまうような些細なこともしっかりと意識して作業をする。まさに「プロの仕事」。
まだまだJCOの中では若手ですが、これから期待していただきたい人材です。
幾度も収検の試験に落ち、かなり時間もかかったけど、今や収検、そして同じく小島代表が社長を務めるケイスタイルでは欠かせないメンバーです。
遠回りの人生、決して悪くない。そんなことを教えてくれるのでした。
(あさが)