JCO版私の履歴書 #001 日本収納カウンセラー協会代表理事 飯田久恵 (文字起こし)

またチャレンジしたいのは「ためしてガッテン」のあの企画。そしてソロモン流出演の訳

本だけでなくて、活躍の場は他にもある

こういうことをやって、収納カウンセリングとして、片づかない家に伺ってカウンセリングすると、講演の依頼などは本当によく来たんです。もうスケジュール表を見たくないくらい全国飛び回って。
一番つらかったのは京都の天橋立にセミナー。でも何が何でも戻ってこなきゃいけなくて滞在時間2時間半。というのも次の日は飛行機で高松に飛ばなければならなかったんです。
その頃いろいろ仕事を頼まれまして、セシールという通販会社で、「素敵に収納」という収納専用の冊子を出していたんだけど、そのコンサルティングを5年間ぐらいやらせていただいていたんですよ。なのでそのために高松へ。
だから全国各地に飛行機に乗って歩いて、それで取材も多かったので、よく飛行機の中で構成していました。あの、原稿チェック。
そのうちCAさんが「飯田様、ありがとうございます。」って声をかけてくれるようになって。どうして知ってるの?みたいな感じでした。
夫によく乗るとそうやって挨拶に来るよとは聴いていたんだけど・・・あっ、きた!みたいな感じです・・・(笑)本当に忙しく仕事をさせていただきました。
ラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」や、最近ではNHK Eテレ「明日も晴れ!人生レシピ」これは何回も出演させていただきましたね。ちょうどこれ(4月)16日に夜の8時からオンエアされます。※「私の企画書」のオンエアは4月19日でした。

いろんな仕事をされてますが、これまたやってみたいな。というのはありますか?

あります!ためしてガッテン!ですね。さすがNHKだなと思ったのが、間取りもキッチンも同じ3軒の家で、全く同じ料理を作ってもらった。1軒目料理上手。2軒目普通かな。3軒目へタだと思うわ、という3人。それで、料理にかかる時間と歩数を比較したんですね。その歩数をどうやって比較したかというと、床に感圧紙を敷いたんですよ。
それで1番上手な方はやっぱりシンクの前とコンロ前が真っ赤っか。
下手な方は、全体に歩いている。ちょっと自分ではできない。

予算も違いますものね。

そう、全然!お金がちょっとね。NHKは(予算をかなり)かけてらっしゃいまして。これは新聞でも記事で「すごい番組だった」と取り上げられた。ただ私、映像がビデオテープでちゃんと映るのがあるかなぁ。ぐらいで。探さないといけない。これを(JCO版私の履歴書)頼まれてからそう思いました。そういう意味ではこの番組は思い出深いですね。
またやってもらいたい!と思います。

いっぱい予算つけていただいて。

ね~(笑)
あとは「ソロモン流」でしょうかね。これは3件のおうちの収納カウンセリングしていくのを追ってった。ほとんどまる1ヶ月毎日カメラマンと会っていたという感じ。
ただ本当だったら2ヶ月くらいかける取材を、なんで1ケ月だったかというと、ここが重要なんです、実は。テレビ東京さんなんですけど、収納(関連の企画)をやりたいということで下請けの会社が頼まれて、誰がいいか?っとなった。で、いろいろすでにやってたものの、いままでいろんな人がやってるけど、皆片づかないよね。という話になったそうで。そしてスタッフの一人がこの人がいいと思うんですけど・・・と私を指名してくれたんですね。
そのスタッフが「整理収納の法則」という著書をもって交渉に来てくれたんです。で、
あっ、これだったらいけるかなと思った。出ていいかなぁ。と
しかもテレビ東京からその会社は、100円ショップのものでやってほしいと最初いわれたらしいんですが、その会社は断ったんですって。で、絶対この人にやってもらった方がいいと、説得するのに1ヶ月かかったというんです。
それで収録が1ヶ月になってしまった。でも本当に全然手抜きしないで、よくやったなぁといった感じでした。その後すごく反響がありました。いい企画をしてくださったな。と思っていますね。

テレビ雑誌ラジオに幅広い活躍を今もされてますが、いま、画面に移ってるのは、群馬県のお住まいなんですよね?

そうなんです。コロナでいわゆるコロナ疎開。ここ疎開先でございます!(笑)

いかにもゆとりの空間といったかんじですよね。

本人にゆとりがないんですけど(笑)

最近は少し忙しく飛び回っているところから少し変わりましたか?

そうです。はい。ずいぶん変わりましたね。