JCO版私の履歴書 #002 日本収納デザイン協会代表理事 田中明子 (文字起こし)

チャンスを掴めるか掴めないかの差は、自身の行動力とどう捉えるかだけ

今の「推し」ですね(笑)
起業して13年間ですね。いろんなことがやっぱり。皆さんの経験としてもあるでしょうし、みなさんあの、これからやっていきたいという方もそうでしょうし。この流れが変わったなというタイミングとか、これがあったから今があるな。と思う瞬間ってやっぱり節目節目にあると思うんですね。
で、やっぱり私にとってこの「JCO」で、みなさんや片づけ業界の重鎮といわれる普通にしてたら会えない先生方と会えたりとか、いろんなコミュニケーションを取れたりとか、これからの片づけ業界のことをみんなで一緒に考えていくというチャンスをいただけたこと。で、この前身で、「片づけの未来を考える会」で小島さん(JCO代表理事)が立ち上げてくださって、お声がけいただけたこと自体、非常に大変嬉しかったですし、その中で皆で集まってやっていこうよという中での形になったJCOですので、ひときわというか、片づけ業界という点では、この会があったからこそ、横の広がりであるとか、未来に向けて私たちが今何をしていくべきなのか、とか考えるチャンスをいただけていると思うんですね。
なので、まずこの会員の方、これから会員になられる方、考えていらっしゃる方含めてですけど、自分一人ではどうにもならなかったりとか、限界があることをやっぱり広げてもらえる。その志をここに乗せていけるというか、すごく意味のある団体かな。と非常に思います。

か~ん・・・♪チャイムの音♪

チャイムが鳴っちゃったんですけど大丈夫ですかね???(笑)

大丈夫です(笑) 明子さんは普段でしたら愛知県を拠点に活動してらっしゃるんですけど、本日(収録日当日、この時間)は大阪に出張に来られてて、素敵なオレンジのバック、観葉植物の空間はなんとクライアントの会議室をお借りしてるんですよね。

そうですね。図々しくお借りしてですね(笑)
何のチャイムかは把握してないんですけど、チャイムが鳴るシステムですね。

そんな風に本当に飛び回ってらっしゃる明子さんが、JCOのような、言ったらまぁぶっちゃけ、ボランティアというか持ち出しというか、時間や労力をすごく提供してもらう団体だったりするので、忙しいとどうしても自分のことに注力して、こういった活動の優先順位はどうしても低くなりがちなのに、今一番の「推し」といっていただけるとすごく心強いというか・・・

すみません私いろいろできていないんですけど、やっぱりですね、運営側からいうとボランティア要素非常に強いと思うんですけど、

参加側からすると、自分一人では叶えられない経験であるとか、出会えない人。そして書籍もそうなんですけど、自分ひとりでは難しいことが出来るというのがこういった業界団体の強みだと思うんですよね。
なのでそういうところをみなさんがただ会費を払って参加している、なんとなく不安だから参加しているとか、ただの情報収集ということよりも、どんどん使っていく、前のめりさ。があると良いのかなと思います。
私もその年会費分はとか思っちゃいますもん。(笑)

それは大事ですよ。それは大事。

皆さん謙虚すぎると思うんですよね。誠実、信頼をいただくためには謙虚さも大事なんですが、うちのスクール出てくれた子たちには、例えば、スクールで使った受講費は、もし辞めたくなっても、必ずこの仕事で稼いでからやめてね。って云うんですね。それをすごく徹底してるんですよ。
なので、自分で投資した分はきちんと回収しましょう。って考えると、このJCOも割と手軽なお値段ではあるんですが、ただその手軽なお値段の中でも、ものすごくその回収が上手になっていただけると、すごくいいかな。と思いますね。
あの、せっかくこういった団体でいろいろ出ていく機会や声をかけていただくことがあるのであれば、そこはやっぱり上手に利用していく。言葉はよくないのかもしれないですけど、これも一つのチャンスなんですよね。
それを掴めるか掴めないかの差は、会費の大きさではないというか、ご自身の行動力であったり、どう捉えるかということだけだと思うんですよ。
私はこの団体があって良かったと思いますし、「片づけ大賞」ですね。髙原さんのところ(日本ライフオーガナイザー協会)でやっていただいていた時から、うちのスタッフが出させていただけたのも、そういう機会を私自身が作ってあげられるわけではなかったので、本当にありがたかったですし、JCOになってからもうちのスタッフの子や、インストラクターさんが出させていただいて、彼女たち自身もやっぱり自信になりましたし、それがこう私一人で提供してあげられる場でもなかったので、存分に使わせていただいてます。みたいな(笑)
なので、やっぱり会員の皆さんもJCOがあるからこそできることとか、やってもらえることとか。依存ではないですけど、提供されることに対して、10提供されたら20捉えていこう。みたいな貪欲さはあっていいんじゃなかなと思います。

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ものすごく業界を俯瞰してみていただいてる気がするので、これからの業界に対する思いを最後にお聞きしようと思っていたのですが、良いお話いっぱいすでにお聞きしたので、別の質問を。
お忙しくて、お子さん3人いらして。でもバランスよく仕事されているイメージが強い。
よく食べて、よく笑い。よく呑み。よく仕事し。この源は何ですか

源ですか?おいしいものが食べたい(笑)
好きな時に、好きな人と、好きなことをやる。好きなものを食べる。そういう人生がいいなぁと思っています。

なるほど。それを基本にしてるからてきぱきと快活に仕事できている。

それは仕事だけではないですものね。好きな人と仕事もしたいし、周りの人たちが喜んでくれる仕事をしたいし。と、仕事にも当てはまりますし、家族・子どもたちとも楽しい時間を過ごしたいし、美味しいものを一緒に食べたいし。お友達ともそうですよね。
全てに対して当てはまるので、全てにおいて共通する「好きな人と好きなことをする。好きなものを食べる」ということができたら人生最高かな!と思います。

仕事もプライベートも。いつどんなときでもパワフルな杉田さん。
緊張感のある医療機関や、なかなか入るのが難しい企業であっても、目に見える成果をしっかりと出す。それだけでなく、どんな現場も誠実に応える丁寧な仕事。それが多くの医師や企業から信頼を得て仕事につながっているのでしょう。
仕事に入った企業様で仕事を中断し、会議室をお借りし、収録に臨む。これは決して当たり前にできることではありません。明子さんの人柄、仕事がなせる業ですよね。

JCOにとっても欠かせない大切な方。お忙しい中、ありがとうございました!(事務局あさが)