子育て中の女性向けの活動をしていきたい
3枚目はこちらになります
これは何の講座をやっている写真ですか?
これは最近の写真なんですけど、「テクノロジーで頑張らない育児」というタイトルのセミナーで、日常生活に役立つアプリを紹介している写真です。
具体的にどんなアプリなんですか?
具体的には、時間を上手に使えるようになるアプリとか、スライドに出ているのは家事分担を楽にするアプリだったり、あとは取扱説明書を取り込めるアプリや、写真のアルバムを1年分を5分で作れるアプリなど、片づけに悩んでいる方が楽になるアプリを紹介する講座です。
これは佐世保市の子育てアイディアの奨励金の事業があって、それにアプリを開発されている方が応募して採択されたということで、講師の依頼が来たんです。
私が片づけのプロだからということで。なので片づけを楽にする方法をお話ししました。
オンライン化がすごく進んで、こういうことで悩んでいる方がたくさんいらっしゃったので、すごく喜んでもらえました。
受講者の方が皆さん携帯を手に持っていて、よく見るとそこにアプリのようなものが見えるんですが、この講座はスライドを写してOKだったんですか?
そうです。スライドにQRコードを表示していて、それを撮ってもらい、実際に手元で操作してもらいながら、私がまわって使い方をお伝えしました。
聞きながらすぐ実際に体感しつつの講座なんですね。
そうなんです。なので頑張らなくてもアプリに任せて終わらせる。
なるほど。本当に今後は空間(部屋)の片づけだけではなくて、情報の整理や、時間の整理とか、そういったノウハウの提供。
アプリもその方に一番適したものを紹介するという。やっぱり情報が多すぎるので、プロから教えてもらえるとすごく楽になりますよね。
はい。なので事前に参加する方にお悩みをいくつか教えていただいて、そのお悩みが解決できるようなアプリを時間内にご紹介しました。
正直私もIT系はそんなに苦手な方じゃないんですけど、でもぶっちゃけアプリとかよくわからない(笑)なのでこうして詳しい方に聴けるというのは嬉しいですよね。
小学校では1人1台パソコンが配布されているんですけど、やっぱりパソコンを使えないお母さんもいらして。
オンラインという言葉をすごく聞くようになったけど、自分ができないのに・・って悩まれている方もたくさんいらっしゃって、なので一緒に情報の整理もサポートしていくというようなことも、最近はコロナの影響で増えています。
これから片づけのプロも忙しいですね。そっちもアンテナを張っておかないとできなくなりますね。
そう思います。
本当に幅広い活動をやってこれたし、これからもやっていくんでしょうけど、何か秘訣はあるんですか?情報の集め方がうまいとか、自分で自覚していることってあります?
忘れないようにすぐ動くというのは、心がけるようにしています。またそこでご縁があったりするので、それが拡がっていったりとか、自分が出来なくても、できる方と知り合えたりするので。
でもすぐ動くっていうのは、なかなか聞いただけだったらそんな簡単なことって思いがちですけど、実は1番難しいことかもしれないですね。
私は(三浦さんのことを)よく知っているつもりでしたけど、やっぱりそういうことをちゃんと考えて、ある意味ちょっと言葉悪いですけど、ポーっとしているイメージがあったわけです。
ポーっとしてますよ(笑)
いやいや。割とあんまりこうシャキシャキ戦略的に頑張るぞって思っている感じにも見えないし、今もそうですけど。
でもやっぱり本人にちゃんと戦略があってのこの活躍なんだなというのを改めて感じました
いやいや
笑顔がとても柔らかいので、なんだかその活動的な感じとギャップがあるんですけど、それがまたいいんでしょうね。
かなりアクティブに活動されてますが、片づけができなかったときと比べるとお子さんにも変化はありますか。
子どもはもう私よりも大きくなってしまって、この家事の見える化をした時に思ったんですけど、家のことはほぼ子どもがやっているという(笑)
あと、今日の話もしたんですよね。
「もしかしたらあなたがひどかった時の話をするかもしれない」と。そしたら「JCOチャンネルはチェックしておきます」って(笑)
(笑)チャンネル登録よろしくねって感じですね。
片づけで価値観などは変わりましたか?
そうですね。変わりましたね。
あそこで出会ってなかったら大変だったろうな。と。あのままだったらずっと怒って家がぐちゃぐちゃで。
実際お片づけが流行でもあるし認知されてきている中で、その反面片づけができないで悩んでいる方も多いと思うんです。片づけが出来ずに悩んでいるお母さんに向けてアドバイスをお願いします。
アドバイス・・・私の場合は、ライフオーガナイズで思考の整理ができたことが大きくて、実際に2級講座で思考の整理のワークをしたんですけど、1番大切にしたいのって「家族」だなってワードが出てきました。
でも当時は家族を大事にしたいって言いながら、家ではめちゃくちゃ怒ってばっかりで、全然自分が思っている大事にしたいことを大事にできていなくて。
なので、本当に自分が大事なのが何かっていうのを、見つけてもらうのも1つだし、その大事なものを大事にするために行動出来ているかを振り返ってもらうと、片づけって進むんじゃないかと思います。
ありがとうございます。最後に聴いちゃおうかな。あの本の紹介ページに「顔タイプ診断」って書かれていたんですが、片づけとは全く別の分類のお話?
それは違うんじゃないでしょうか(笑)?
お客様のお宅にたくさん伺う中で、クローゼットのお悩みをお持ちの方がすごく多くて。私は感覚が強いので、これとこれは合いますよ。といったコーディネートの提案が苦がなくできるんですが、お客様にとってはそういう感覚で話されても、なにがどう似合うのか似合わないのかというのが分からない方がいらっしゃっるんですよね。
そんな方に「顔タイプ診断」というのをやってもらうと、自分に似合う洋服のテイストが分かるので、どんな風なモノが自分に似合うのか、似合わないとしたら何が似合わないのかというのもお伝えできるようになったんですよね。
そうするとクローゼットが片づくというところにつながるんです。
クローゼットの片づけの参考になるから「顔タイプ診断」を勉強したということですね。
アナログとITと多岐にわたる分野を網羅して活躍されてるということですね。
最後にお聞きしたいんですが、先ほど髙原さんからもありましたが、今後どんな活動をしていきたいですか?
前から子育て中の女性向けの活動をしていきたいと考えていて、それをこれからも変わらないんです。ただコロナ禍ということもあって対面でいろいろやるというのは難しいので、すでにオンラインで入門講座や資格認定講座もやっているんですが、それだけでなく、オンラインでのサービスも増やしつつ進めていきたいな。と思っています。
今日はありがとうございました。この映像を見てお子さんも「やっぱりお母さんかっこいいな」と思ってくれる気がします!
恥ずかしい!(笑)
人と人とのご縁を大切に、アンテナを張って、すぐに行動に移す。
髙原さんもおっしゃっていたけど、口では簡単に言えるけど、それを実際にするのはとても難しいこと。
三浦さんの行動力とアンテナの張り方は、もしかして特殊訓練でも受けているんじゃないかと思うほど。笑顔の裏にはきっと努力もあると思うのですが、それを微塵も感じさせない。
アナログとデジタルをバランス良くポッケに入れて、片づけを伝えている姿は、これからの整理収納・片付けのプロにとって大切なことだし、まさにプロ中のプロだなぁ・・・と感じたのでした。三浦さん、ありがとうございました。